紅茶を飲んだことはあるけれど、種類まではよくわからない。
お店で注文するときに、どの紅茶を選べばいいのかわからない。
そんな風に困ったことはありませんか?
今まで紅茶を詳しく知らずに飲んでました・・・
紅茶に興味があるけどわからない、というそこのあなた!
お気に入りの紅茶、見つけてみませんか?
今回から数回に分けて、あなたの好きな紅茶、お気に入りの一杯を探すためのお手伝いをさせていただこうと思います。
シリーズ第1回目は、お気に入りを探すための第一歩!
まず何を知ればいいのかを見ていきましょう。
ちょっとだけ紅茶について詳しくなれば、好みやその日の気分で自由に紅茶を選べるようになるよ!
紅茶を「飲んでみる」「特徴を知る」は両方大事!
「どんな紅茶が好き?」と聞かれたとき、自信をもって答えられるようになろう~
ぐりカフェ店長のぐりです!
- 紅茶を好きになったのは小学生の頃
- 製菓専門学校時代に紅茶専門店での研修経験あり
- 社会人時代には紅茶教室に通う
- 勤務していたカフェで紅茶メニュー担当
- 紅茶に興味はあるけど何を飲んだらいいかわからない
- 紅茶の種類を知りたい
- お気に入りの紅茶を見つけたい
- 飲んだことのあるお茶がどんなお茶なのかを知りたい
どれでもいいから飲んでみる
いらっしゃいませ!
ぐりカフェにようこそ!
紅茶の種類と言えば「ダージリン」や「アールグレイ」が有名です。
他にも「アッサム」や「セイロン」「イングリッシュブレックファースト」などの名前もご存じかも知れません。
それらは紅茶の茶葉の名で「銘柄」などとも呼ばれます。
紅茶を選ぶときに見るのはまずこの銘柄だね!
たしかに聞いたことある名前です!
でも「ダージリン」と「アールグレイ」ってどこがどう違うんだ?
紅茶は銘柄によって様々な個性があるため、味や香り、水色(すいしょく・紅茶の色のこと)や適した飲み方などの特徴がかなり違います。
まず何から飲むべきか?
ズバリ、なんでもいいよ!
「聞いたことあるから」「美味しそうな説明が書いてあった」など、どんな基準で選んでも構いません。
何か1つ、紅茶を飲んでみましょう。
特徴を知れば手がかりになる
何か1つと言っても、どれから飲んだらいいのか悩みますね~
テキトーなの飲んでみたけど、よくわからんかった
そう思う方も少なくないでしょう。
少しだけでもいいので、紅茶の特徴を知るとお気に入りを探すための手がかりになります。
- 飲んだことのない銘柄からでも、好みに合いそうなお茶を自分で選ぶことができるようになる
- それぞれの特徴が言語化されるので、実際に飲んだときに風味の違いがわかりやすくなる
お茶を自分で選ぶことができるようになる
有名な銘柄だからといって必ずしも美味しく感じるか、というとそれはまた別の話。
当然ですが、好みには個人差があるものです。
例えばアールグレイはすごく有名だし人気もあるけど、実は苦手な人も時々いるんだ~
アールグレイはフレーバーティーという種類に分類され、ベルガモットという柑橘系の香りを人工的につけた紅茶です。
その強い香りが苦手、という方も少なくないのではないでしょうか。
これちょっと苦手だ・・・
もっと甘い香りのお茶飲んでみようかな
もしも紅茶を飲んで「苦手だ」と思ったとしても、それは別の銘柄にチャレンジするときのヒントになります。
ベルガモットが苦手なら他の香りのお茶を選べばいいし、強い香り自体が苦手であれば香り付けされていないものを選ぶことだってできるでしょう。
私は好きです、アールグレイ!
他にも花やフルーツの香りのお茶、試してみます!
逆にアールグレイが美味しい!と思えるなら、それを起点に共通点のあるお茶を探して飲んでみることもできます。
紅茶の知識があれば、自分の好みかも?と思える銘柄に出会う近道になるよ!
風味の違いがわかりやすくなる
実際に飲んだり香りを嗅いでみても、慣れていないとよくわからないこともあるでしょう。
味や香りの特徴を言語として形にすれば、ぼんやりとしたイメージも捉えやすくなります。
例えば「ダージリンはマスカットフレーバーと呼ばれる香りが特徴で、爽やかな渋味や繊細な香りを楽しむにはストレートで飲むのがオススメです」という特徴を知ってから飲んでみると、
なるほど、これがマスカットフレーバー!
マスカットみたいにフルーティーで甘い香りがします!
・・・って感じにね、味や香りなどの特徴を知るヒントになるよ!
どれか1つ銘柄の風味を知れば、それを基準に比較することで他の銘柄の理解にも繋がります。
そうして少しずつ色々な紅茶を飲んでいくことが、お気に入りの一杯への出会いへと繋がっていくでしょう。
ぐりカフェ流・紅茶を楽しむための方法
じゃあ紅茶に詳しくなるには、何から始めればいいんだ?
ポイントは3つ!
「知る」「飲む」「イメージする」だよ!
この3つはどこが始まりでも全く問題はありません。
当然、実際に味わってみないことには紅茶の風味を確かめることはできないので、一番大事なのは「飲んでみる」ということになります。
でも、まず何を飲んでみるかという選択も、特徴を知ったからこそ選べるものでもあるわけですね。
紅茶の分類、銘柄の特徴を「知る」
3つの分類
紅茶は大きくエリアティー、ブレンドティー、フレーバーティー3つの種類に分けることができます。
気になった銘柄がどの種類なのかがわかれば、それがどんなお茶なのかというイメージがある程度絞られるでしょう。
これも次に飲んでみたい紅茶のヒントになるってことですね!
エリアティー
その茶葉を生産した地域の名前が付けられていて「産地紅茶」「オリジンティー」などとも呼ばれます。
「ダージリン」や「アッサム」など、それぞれ特徴的な風味があります。
ブレンドティー
目的の味になるようにブレンドされた紅茶。
「イングリッシュブレックファースト」「アフタヌーンティー」のように定番のものから、メーカーオリジナルのブレンドまで様々です。
フレーバーティー
エリアティーやブレンドティーに人工的に香りをつけた紅茶。
伝統的フレーバーの「アールグレイ」や「ラプサンスーチョン」を始め、メーカーオリジナルのフルーツや花、中にはお菓子や季節をイメージした香りのものなど、たくさんの種類があります。
この3種類については次回詳しくお話しするよ~
銘柄の名前と特徴
銘柄について、色々な特徴を知りましょう。
紅茶は銘柄により実に様々な個性があります。
「知識」と「実際に飲んだ経験」があれば、その日の気分や合わせる食べ物、飲み方やシチュエーションなどにより自由に選ぶことができるのです。
実際に「飲む」
飲んで味わう、楽しむ。
これが一番大事なことです。
色々なヒントを元に気になった紅茶を味わっていただいて、ぜひ「これが好き!」と思える一杯を探してほしいと思います。
自分の好みの傾向を「イメージする」
知識を得て、実際に紅茶を飲んでみたら、次はご自分がどんなお茶が好きなのかをイメージしてください。
花の香りのするお茶が好き、ミルクに合うコクのあるお茶が好きなど、色々飲んでいるうちに好みの傾向がわかってくると思います。
わかってきたら、じゃああれを試してみよう、こっちにしてみよう・・・ってどんどん飲んでみたいものも増えていくよ~
自分の好きなのがどんなお茶なのかもわかってくるな!
知識はちょっとでも大丈夫
ここまで読んで「難しそう」「大変そう」と思えたかも知れません。
大丈夫!
全部覚える必要はないよ!
紅茶は嗜好品であり、飲んでみて「美味しい」「これが好きかも!」と思えるだけでもいいのです。
でも、せっかくなのでそこからもう一歩だけ踏み込んでみませんか?
好みのお茶を探したり、合わせる食べ物やその時の気分で自由に選べるようになるためには、少しだけ知識があるといいですね。
全てをきっちり勉強する・・・なんてことはしなくても、全く問題はありません。
あとは飲んでいるうちに自然と風味の違いや特徴などがわかるようになってくるでしょう。
楽しみながら色々なお茶を試してみてください。
次回からはエリアティーなどの3分類を詳しく解説していくよ!
飲んだことあるお茶が出てくるかも!?
銘柄に詳しくなれるぞ!
知れば知るほど美味しくなる紅茶の世界。
これから一緒に楽しみましょう!
またのご来店をお待ちしております!
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